長野県伊那市にある世界有数のパワースポット「分杭峠」と岐阜県中津川市の「ちこり村」・
長野県駒ヶ根市赤穂にある名刹「光前寺」開創1、150年御開帳を巡ってきました。

ちこり村:岐阜県中津川市     

分杭峠 :長野県伊那市長谷市野瀬

光前寺 :長野県駒ヶ根市赤穂   

今回は長距離のため早朝出発となりました。

岐阜県中津川ちこり村

どこにあるの?
 高速道路より中央自動車道中津川インター出口の目の前に見えます。
 インターを出て「中津川方面」から国道19号線へ。
  その先257号方面へ入り、すぐの点滅信号(会所沢)を右折。
 その後は看板に従って進めば目に飛び込んできます。

中央自動車道中津川インター出口付近から「チコリ村」が見えます。

 インターを出て県道257号の点滅信号を右折するとチコリ村の建物がが見えてきます。

チコリ村入り口の看板

チコリの自動植付工場

                 チコリとは
 19世紀にベルギーの農民が地下室に置き忘れたチコリの根。
 そこから黄色がかった長い葉が出ており、これがとても思いがけずおいしかったため栽培を始めた、というのが食用チコリの起源と言われています。

展示場入り口のチコリの写真

園内の畑にあったチコリの花

              チコリの名の由来
 かつてアンディーブと呼ばれていたチコリがアメリカに上陸した際、エンダイブ(仏名シコレ)という野菜と混同されてしまったためと云われています。
 それ以来アンディーブは英語圏では「チコリ」と呼ばれるようになりました。

次は静岡県浜松市の秋葉神社から長野県諏訪市に抜ける秋葉街道の内の一つの峠「分杭峠」へ

ゼロ磁場のパワースポット
分杭
(ぶんぐい)

分杭峠(ぶんぐいとうげ)は、長野県伊那市と下伊那郡大鹿村の境界に位置する標高1,424mの峠。

発着場は伊那市長谷市野瀬粟沢駐車場にあり売店トイレもあります

分杭峠の名の由来
この地を治める高遠藩が南方の天領(幕府領)との境界に杭を建て目印としたことに由来するといわれ、
峠には現在も「従是北高遠領」の石碑がある。ウィキペディア(フリー百科辞典)より)

分杭峠シャトルバス乗り場は分杭峠(標高1,424m)から1kmほどの臨時駐車場から料金は団体でも\550なり

どこが経営主体なのか?サービスも悪く、予約しておいても現地は知らん顔!

      シャトルバス(有料往復一般600円団体550円高い!
 現地は駐車場が狭いため、分杭峠反対側の5kmほど麓の臨時駐車場にマイカーを置きシャトルバスで現地へ行くことを強制されます。(終点の駐車場は広くバス利用する必要もない様な気がします。)
 現地バス乗り場には待合テントやトイレの用意もあります(トイレは無料ですが水が出ません)

  「ゼロ磁場」へは現地バス乗り場から下り坂を進みます

5分ほど下ると「ゼロ磁場」へ着きます。

以下の説明文はウィキペディア(フリー百科辞典)を参考にさせていただきました

秋葉街道は断層谷「中央構造線」の上
秋葉街道は西日本の地質を内帯と外帯に二分する中央構造線の断層谷を利用した街道であり、
分杭峠は中央構造線の谷中分水界にあたります

      中国の気巧師により発見された「ゼロ磁場」だそうです。
 分杭峠は、一部の人々から「健康に良い『気』を発生させるゼロ磁場地域である」と言われ、マイナスイオンブームの際にマスコミに取り上げられました。
 中国の気功師・張志祥が来日した際、分杭峠に「気場」を発見したとされます。

                パワースポット
 日本最大、最長の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っている、という理由から「エネルギーが凝縮しているゼロ磁場であり、世界でも有数のパワースポットである」とされています。
 2009年にテレビ・ラジオや雑誌で分杭峠のゼロ磁場が大きく取り上げられ、分杭峠に訪れる観光客が急増したそうです。

別の意見も
 しかし、こうした考えは科学的に解明されたものではなく、疑似科学の一つと見なされているそうです。
 中央構造線博物館の学芸員を勤める河本和朗氏は「地震を発生していないときの断層は,力学的には周囲の岩盤と同じ」と指摘し、「『断層で岩盤が押し合っている』という考えは地球物理的に誤りである」としています。

磁場ゼロの水

シャトルバス停留所まで戻り、バス停の上の道を分杭水を汲みに行きます。

シャトルバス乗り場の上の道路(車通行止め)を1kmほど行くと「名水」汲み場があります。

帰りは「秋葉街道」(国道152号)を北上し、美和湖畔の道を蓮華寺から国道361号で伊那市へ。
伊那市から中央自動車道を南下し「駒ヶ根インター」まで、
「駒ヶ根インター」を出て長野県駒ヶ根市赤穂にある名刹「光前寺」の開創1,150年記念御開帳へ。

光 前 寺

仁王門
両側の門の中には大きな金剛力士像が安置されております。

山門「寶積山」の額

                寶積山光前寺
 光前寺(こうぜんじ)は、長野県駒ヶ根市にある天台宗の別格本山の寺院である。
 山号は宝積山(ほうしゃくさん)。院号は無動院。本尊は不動明王で秘仏。
 天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた。 また、霊犬早太郎説話でも知られている。
                        (ウィキペディアより

 仁王門、山門を通り、長くなだらかに続いていた石畳の先には、石段があり本堂へ続いています。
 その手前には、細長い池があり、そこを橋で渡って本堂へ向かいます。

境内には冷たい名水があります。

三重塔
少し小ぶりな塔ですが立派な佇まいをしています。

 本堂へ向かう途中、池の手前右手の奥のほうに、一切経蔵があり、「一切経」が収められています。
                     一切経蔵
 1804年(文化元年)再建のこの経蔵内には六百年前、遠州見付の天満宮より奉納された大般若経六百巻ほか多数の宝物が秘蔵されている。
                    (現地説明板より)

光り苔
参道脇の石垣の上にや石垣の隙間にびっしりと苔が生えています。
暗い石垣の隙間の苔をフラッシュを焚いて撮影したためダメでした。

帰路「光前寺」付近の「こぶしの湯」で汗を流し帰路に着きました。

「こぶしの湯」

温泉に入って帰りは車内でリラックス