ドロミテ山群に囲まれたコルチナダンペットウ・スキーの中継地ベネチュア観光紹介

No.1

         

ドロミテskiページ概要

1頁  「ヴェネチュア観光1」   (観光のポイント)
        「  同じ    2」   (買い物のポイント)
         「フローリア、クリスッタロski場」
2頁  「トファーナ・ポコールski場とセラロンダ」
       「アルバディアskiピクニック」
       「さよならドロミテ・コルチナダンペットー」

まずはオランダ・アムステルダム・スキポール空港へ

スキポール空港

トイレの高さ
いつもヨーロッパで気づくのは便器の高さです。mori@シルバーも170cmほどの
身長ですがやっとで、届く高さでした。

「オランダアムステルダム空港」で乗り継ぎ

    自宅からオランダ゙「アムステルダム空港」まで20時間掛かりました。
 アムステルダム空港で数時間の乗り継ぎ時間がありました。
 空港では日本語も通じます。日本円もそのまま使えます。空港内は日本人観光客ばかりで、ビックリしました。
 空港ホールの立ち飲みパブには日本酒の「呑」も用意してあるほどです。
 ここで買い物をする予定もなかったので、両替もしてありませんし通貨が何かも分かりませんでした。
 しかし、お土産を買って千円札を出すとそのまま受け取ってくれました。(日本円のままで通用します)
 ただし、お釣りはコインで「ギルダー」でした。(レートは69円)
 お釣りのコインは珍しいのでお土産として持って帰りました。

オランダコイン

左が5G(ギルダー=300円)
右が1G(60円)
裏はネーデルランド王国の女王様のレリーフ)
左が25C(セント=15円)   

右が10C(6円)
両方とも5Gと同じデザイン

 また、紙幣にはバーコードが付いていました。あれも記念にしたいと思いました。
 お土産は木靴、チューリップのオブジェなど、欲しいものがいっぱいです。
 ここからヴェネチュアまでは1時間半のフライトです。

オランダの空港の雰囲気は田舎っぽくて、もっと長く居たかった気持ちを引きずったままのフライトでした。

                    心はコルチナへ
 
イタリア 、ヴェニスの北、約170kmにあるドロミテ山群に囲まれた町「コルチナ、ダンペッツオ」が今回の舞台です。
 「コルチナ、ダンペッツオ」は昭和31年(1956)に「猪谷千春」が日本人で始めて「冬季リンピック」で入賞し銀メタル取った事で記憶にある町です。
  その年は、のちに映画スターにもなった「トニザイラー」がスキー3冠王になった事でも有名です。
 また、この地方は登山靴の「ドロミテの靴」で知られています。
 日本からはかなり不便なSki場でコルチナへ付くまでに途中で1泊する必要があります。
 最初に泊まる地が運河で有名な「ヴェニス」(Venezia)です。

マルコ・ポーロ国際空港(Aeroporto MarcoPolo)到着

イタリアではじめての彼女は不機嫌

 夜中0時頃に、ITALY・VENEZIA・Aeroporto,MarcoPolo
(マルコ・ポーロ国際空港)へ到着しました。
 夜中近くでしたが現地ガイドさんが我々を出迎えてくれました。
 我々は彼女の顔を見て、ホッとしました。
 しかし、彼女はほとんど日本語は駄目!
 その上アムステルダムで2時間程度、飛行機の出発が遅れ
 たため到着が遅れ不機嫌でした。
 一方的にイタリア語で説明し、我々一行を専用のワゴンに乗
せhotel「キャピトル・プラザ」に送り出し彼女はバイバイでした。

 ホテルは空港とヴェニスとほぼ中間の場所でした。

画像は帰路の画像です

「HOTELキャピトル・プラザ」到着
 「CaptolPalace」

空港から約10分でホテルへ到着しました。
 ホテルのフロントマンも到着が遅れ、不機嫌な調子で英語で説明。
 部屋割りのあと、夜中でもシャワーを使ってもいいとのことでしたので簡単に体を洗い1時頃に眠りにつきました。
 5時間くらい眠り、6時半に起床です。
 朝食後、現地ガイドの「ミス倉島kazumi」さんが現れ、陽気な説明で一同ほっとしました。
 簡単なミーテングの時に、初めてツアー全員と顔を合わせました。
(全員で8人でした。年齢はほとんどが60歳以上で若い人は居ません。)
 ホテルの屋上の看板は4つ星が並んでます。しかしパンフレットは3ツ星です
 ホテルは「マルコポーロ空港」とヴェネチュア本島の丁度中間にあり、ヴェネチュア観光には便利な場所です。
 このホテルから、日本へE-mailの第1信を送りました。
電話回線は部屋から”9”発信でした。
 また、「キャピタルhotelのHP」はhttp://www.elmoro.com/Capitol.htm です。
 最初の画面で、イタリア語、ドイツ語、英語,フランス語の選択が出来ます。
 (何故かHPのhotelの時計は1ケ月ずれています。1999.11記)

ヴェニスの町へ

         車はローマ広場(Piazza Roma)まで
 車はヴェネチュア本当の入口のローマ広場までです。ヴェネチュア野中には1台の車も走っていません。
 タクシーはありますが水上タクシー(ボート)です。

イタリア本当と結ぶ橋には道路と鉄道(グランディ・スタツィオ鉄道)が並走しています
ヤサリンヘプバーンの映画「旅情」の場面を思い出しました。

ヴェネチュアの駅はヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅です

ドロミテ山群の町コルチナへ行く前にヴェニス観光

ヴェネツィアの人口は6万人

ヴェニス観光

「ヴェネチュア観光」に出発(Venezia)

 荷物をそのまま置き、「ミス倉島」の案内で運河見物にヴェネチュアへ繰り出しました。
 バス停はホテルの直ぐ前でした。
 料金は1,500LIRE=120円、(切符には「0,75ユーロ」とも印刷してありました。)
 切符はバスに乗ると小さな機械「刻印機」があり、それに差し込んで日時を刻印するする仕組みです。(忘れると罰金だそうです。気を付けて下さい。)
 バスで10分くらいで、映画「旅情」のフアーストシーンで有名な陸とベニス本島を結ぶ約4kmの橋に差し掛かります。
 1846年に複線の鉄道橋が完成し、その後1932年に自動車用高速道路橋も完成しました。

サンマルコ広場

観光客が最初に訪れるのがサンマルコ広場

サンマルコ広場(Piazza San Marco)
 
サンマルコ広場は海辺に向かって建つ、聖マルコと聖テオドーロを載せた円柱と金色に輝くサンマルコ寺院、そして三方を囲む列柱のアーケードの旧市庁舎など、写真で見たとおり「ヴェネチュア」に来たと思わせる広場です。

1000年かけて創り上げられた広場
ヴェネチュアの中心的広場。16世紀に行政長官府や鐘楼の改築で大理石の柱廊尼囲まれた荘厳な空間がつくられました。

サンマルコ寺院
(Basilica di San Marco)

 

内部は金箔やモザイクで飾られてスゴイ! 
9世紀にベニスの商人がアレキサンドリアから持ち去った聖マルコの聖遺体を納めるために建立された寺院です。
 柱は世界中から集めた大理石で出来ています。でも中の床は不等沈下して傾いています。
ゴンドラからみる広場の入口は、
かっての栄光を忍ばせます
サンマルコの旗
ライオンに羽のある旗がなびいています

大鐘楼(Campanle)

大鐘楼倒壊

 サンマルコ広場にある大鐘楼は1907年の朝突然倒壊したそうです。
  ベニスで最も古いと言われる建物です。
 その昔沼地の中に沢山の杭を打ち、その上に重い石造りの塔を建てたのですから不等沈下で倒壊したのでしょう。
 倒壊時には数トンもある鐘が4個山の様な瓦礫に混じって転がっていたそうです。
 でも地元の人の自慢は一人の死者も出なかったことです。
 高さは92mあります。

 

大鐘楼への入場料 

 今の大鐘楼はコンクリートパイル(杭)の上にしっかりと立てられ中にはエレベータまで有ります。
 入場料は8,000L(600円)
 切符はエレヴェーターに乗ると見知らぬ男性が取り上げて、少し破いて返してくれます。
 制服が無いので、その辺の”あんちゃん”かと思ってましたが職員でした。ハサミの代わりに手で破いて使用済みにするのは、合理的です。

 今ヴェニス中の他の古い建物も倒壊の危機に直面しているといえそうです。

屋上からの写真を撮るのを忘れて96mの眺望を堪能しました

ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducle) 

ヴェネチュアの興り

 ヴェネチュアの町の興りは、その昔、ほかの民族に追われこの沼地に逃げ延び、沼の泥を盛り上げ住むところを作り、掘り出した後を運河として利用しましたのが始まりと言われてます。
 石、1個や木材 1本、まで海の向こうから買い求めこの町を築き、世界に誇る栄華を極めた時代を築いたのでした。
 「ドゥカーレ宮殿」は1797年のヴェネチュア共和国崩壊まで、総督ドージェの邸宅と行政機構が全部揃っていて、”議会”は勿論”裁判所”まで有ります。
 「溜息の橋」と言われる運河に架かった、橋を渡ると、直ぐ隣は薄暗い”牢獄”もあり、ここに入れられたら絶対に逃げられなかったそうです。
 それより訪れた時期が2月だったせいか宮殿も牢獄も石造りで底冷えがして凄く寒くこんな所に入れられたら、死ぬに違いないと思いました。
 また、表通りの運河沿いに架かる橋は「藁の橋」と言われ、この牢獄に使う「わら」を運び入れた橋で、そう名付けたれたそうです。

 ここを見物するには、”ヘッドホンガイド”(7,000リラ=500円日本語あり)を借りた方が有効です。

共和国なのに宮殿?
ヴェネチュア共和国の最高権力者であった総督が住み、立法・行政・司法の中心だった建物です。

牢獄

カフェ・フローリアン(Caffe Florian)

  実在の人物「カサノバ」が脱獄不可能の「牢獄」からまんまと、脱獄し、ここで悠々とコーヒーを飲んで逃げた事で有名な喫茶店です。(アランドロンにより映画化されたそうです)
 我々も早速、15,000リラ(1,200円)もするコーヒーを味わいました。

 1720年の歴史も味わってきました。

(牢獄は撮影禁止でした)

最近の新聞より

サンマルコ広場冠水

                          サンマルコ広場でボード
ボートに引かれ水上を滑る「ウエークボード」を楽しむ男性。
                                               2008年末の冠水
 イタリアからの報道によると、海面がふだんより最高156cm上昇した。過去20年間で最高の潮位。 
 サンマルコ広場は朝からひざ上の高さまで冠水した。市当局は、潮位が過去30年間で最悪の160cmに達する恐れがアルと発表し、観光客らに外出を控えるよう警告した。
 ベネチュアの潮位は1986年に158cm、79年に166cmを記録。地球温暖化による海水面上昇もあり、この数年は冠水回数が増加。
 市は今月「今世紀末には毎日2回冠水する可能性もある」との予測をまとめた。
                    2008・12・10 中日新聞夕刊より)

以前のサンマルコ広場の冠水
アクア・アルタ(高潮)

冠水の夜のサンマルコ広場
明かりは海水に反射し広場がより美しく見えると観光客には人気ですが、地元は大変なようです。

            原因は地球温暖化か?
 アドリア海からの風と地球温暖化により2000年には年9回の冠水が、1996年には年99回もの冠水を見るようになったそうです。このままですと2100年には38cmから61cmの冠水が続くそうです。

モーゼ計画

ラグーナ(潟)と呼ばれる浅瀬に海洋都市を建設したベニス

ベニスの建物は全て泥にくいを打って建てられている

アクア・アルタ(高潮)の原因
ベニスのあるラグーナにアドリア海から季節風が吹き寄せるとき海面が上昇し高潮となる。

モーゼ計画

ベニスとアドリア海の開いている所に開閉式防水壁を作る

高潮の恐れのある時は空気で防水壁を浮上させる

2014年完成を目指し現在工事中

地球温暖化とは無関係?

ベニスにある絵画の中に1788年に起きた、ラグーナが凍結した様子が描かれている。

 

ゴンドラ

       (乗り物の種類)
 ヴェネチュアではゴンドラか水上タクシーや水上バスが交通  機関です。
◎観光客に便利なのが「水上バス」(ヴェアポレットVaporetto)
 料金は片道Lire6,000(450円)です。
 これもバスと同じように乗る前に黄色い刻印機に差し込んで  日時を刻印します。
 まず定番通り,、ローマ広場から「水上バス」「サンマルコ  広場」まで向かいました。
 水に浮かんだ停留所の番号が1番か82番が「サンマルコ広 場」へ行きます。

「水上タクシー」(TaxiMotoscafi)は運転手付きのモーター  ボートのことです。
 値段交渉をしなくてはなりませんので、ちょっと難しい乗り物で す。
「ゴンドラ」(Gondola)はゴンドリエの案内で水の都を満喫す るにはもってこいの乗り物で、すが多分英語がわからなけれ ば無駄かもしてません。
 観光をしていると、うるさいくらい熱心に客引きをしてます。
 料金は1艘につき50分で12万LIRE(9千円)くらい。(6人ま で乗れます)

(写真は水上タクシーとサンマルコ広場から見た対岸のサンタマリア・デラ・サルーテ教会(Santa Marla della Salute)と海の税関(Punta della Dogana)

 乗り場”1番”の水上バスは”各駅停船”で「リド島」行きです。
「サンマルコ広場」まで40分くらい掛かります。(82番は”快速”で、同じく「リド島」まで行きます)
 2月の運河は思ったより寒くありませんでした。

(観光のポイント)

コーヒーブレークには美味しいスイーツを
「チケーティ」といい1個1ユーロ(約130円)です。(少々高い?)

コルチナへ行く前にヴェネチァ観光をするとコルチナも同じような観光地と錯覚します。
コルチナにはお土産らしい品物は殆どありません。
ヴェネチャで観光もいいですがコルチナへ行く前に、後悔しないよう絶対にベネチャで買い物を済ませてください。
我々は帰りにベネチュア買い物日程を入れました。

ベネチュア観光駈けある記その2

No.2

ヴェニス観光ポイント−2

ヴェニスの橋

ヴェニスには150の運河と400の橋がある
といわれています。

なげき橋
サンマルコ広場に面しているドゥカール宮殿と裏にある牢獄をつなぐ橋
アカデミア橋
運河に架かる橋の中で木製の橋で大きいほうです
手すりが補修中の名もない橋
運河の延長は4km
大小150もの運河に架かる橋は400とも言われています。しかし大きなS字形の運河を中心に地図を見ればOK!

リアルト橋
(Ponte di Rialto)

1591年 1万2千本の木の杭で支えられ 
大運河には橋が3つあり、その中で有名なのが「リアルト橋」です。
 16世紀に木製から石造りに架け替えられ、その橋の上には家が建ち、店が有ります。
 貴金属店や金細工、革製品、お土産店が並び賑わっています。
下は大きなガレー船でも通行できます。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
1630年に猛威をふるったペストの終焉に感謝して、聖母マリアに捧げるために1631年から50年掛けて
建てられた大理石作りの荘厳な教会です。必見です。
ゴンドラ
時間とお金に余裕があるなら是非お勧めします。料金は直接交渉です。

運河沿いの家は出入口が運河に向かって作られています
階段脇には運河に落ちた時の用意に浮き輪もあります。

ゴンドラの色
現在ゴンドラは数百隻あるそうですが、最盛期の17世紀には1万隻が運行していたそうです。
その頃のゴンドラは華美なバロック風の装飾で色も華やかな色とりどりでしたが、当時の総督が現在の黒に
統一したそうです。それ以来から現在のような黒となったようです。

シェスタに注意
(昼寝=昼休み
大体12:30〜15:30)
 「サンマルコ広場」に到着し「大鐘楼」を見学し「Caffe Florian」でコーヒーまで、飲んでいたので買い物しようとしたら、「シェスタ」(長い昼休み)でほとんどのお店は夕方まで閉店!
 欲しい買い物は、出来ませんでした。買い物をされる方は、くれぐれもティータイムとショッピングタイムの順序を間違えない様に組んで下さい。

ヴェニス市民の生活

  ヴェニスには150の運河と
     
400の橋がある

大きな運河のほかに 小さな運河リオRioが無数に走っています。
 運河ばかりでなく道もあります。
 広い道サリッツーダSalizade
 狭い道カッレCalle

運河には交通信号や交通標識もあります

小さな橋は階段式になっており、
乳母車や荷物の配送は大変です

引越しや大きな家具・家電を買った時は窓から搬入

 

カルネヴァーレ(Carnevale)

(ヴェネツィアのカーニバル)

     街中に変な集団
 買い物のため街中を歩いていると、突然 変な集団に出くわしました。なんとなくカメラを向けましたが、帰国してから調べてみたら、それがベニスの仮面カーニバルでした。

 カーニバルは2月14日〜24日
 イタリアでは年中、何時もどこかでお祭がありますが、さすが2月は少ない。
 でもヴェネチュアには中世から2月に、道化師の面、仮面の麗人、歴史上の人物、など、趣向を凝らした仮装パレードが行われてきました。
 近年は世界から集まったア−ティストによる音楽会、ショー、劇場での特別講演など多くの催しが開かれ、外国人観光客にも人気が良いそうです。
 その間はヴェネチュアも最高の盛り上がりを見せるそうです。
  我々が行ったときは、数日前に「カーニバル」が終わったはずなのにあちらこちらにカーニバル気分の人を見かけました。

                   参加するには?
 参加するには仮面ばかりでなく衣裳も必要です。
 衣裳は貸衣装屋さんがあって、一式1〜4万円で借りることが出来ますが、多くは手造りの自前の衣裳だそうです。
 中には中世から続いている家柄では先祖伝来の衣裳で参加する旧貴族も多いそうです。

(買い物のポイント)

 シェスタと言われる長い昼休みを警戒して、ウインドショッピングを
 楽しんで下さい。

 時間をうまく組み合わせ是非、お薦めするのが、
1.コッレール博物館とドゥカーレ美術館(入場料17,000lire=1,400円)
  この共通券はレッツォニコ宮(ヴェネチュア18世紀博物館)、モチ
  ェニコ宮、ムラーノ島ガラス博物館、ブラーノ島レース博物館も有
  効です。
2.総督の館「テラッツア・ダニエリ」での食事。
  ヴェネチュア映画祭に出席の北野武監督も食事したホテル最上
  階での地中海料理。予約した方が安全 TEL041-5226480 以外
  と安く、昼、夜とも13万リラ(7,500円)から(飲み物別)
  目の前にサンジュルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼、見渡す限りの
  空と海、気持ちよさそうにカモメが飛び交う総督艇を改装した名
  門ホテルLのレストランです。
3.ムラーノ島ガラス博物館
  等です。

  また、「ドゥカーレ美術館」の中で「日本語版ヴェネチュア」(12,000リラ=  840円)を買い求めました。
 撮った写真をアルバムに整理するとき随分助かりました。
 また、今も時々眺めていますが、2度旅行したような気分になります。
 是非、お買い求めになる事をお奨めします。
 また買いそびれたときは、下記アドレスで注文できるはずです。
 お試し下さい。
 発行している「ボネキ出版社」のHPは
 http://www.bonechi.com  です。
 (写真は海から見た大鐘楼とドカール宮殿です)
(通貨) 単位はリラ(L)、レートは大体L100=7円です。
紙幣は7種類(1,000、2,000、5,000、1万、5万、10万、50万=35,000円)
硬貨は8種類(5、10、20、50、100、200、500、1,000=70円)
紙幣には有名人が描かれ鮮やかな色彩です。
10,000LIREは電池の発明者「ボルタ」とコモ湖にある「ボルタ記念館」
1,000LIREは「モンテッソリ」と言う独自の教育方を提唱した女性だそうです
(この項はミラノ在住の日本人NEVEさんにご協力を頂きました。NEVEさんはヨーロッパのスキー場には詳しく、知識も豊富です。何かお尋ねになりたいことがありましたら、本HPの談話室に書き込んで置いて下さい。時々覗いて下さいますので、きっと返事が出来ると思います。)

10,000LIRE


1,000LIRE

裏はどの硬貨も同じ女性の横顔です。

裏は女性は歴史上の人物かと思いますが、詳しくは分かりません

いよいよ、「コルチナ」へ向かいます。
コルチナへは約160km、バスで3時間程度掛かります。
「ドロミテ・スーパースキー」の始まりです。

ドロミテ・スーパースキーの基地コルチナ・ダンペットウ紹介

コルチナ・ダンペツトゥ  

         (コルチナ、ダンペツトゥの町)
 コルチナは人口約8,000人のこじんまりとした町です。
 ヴェニスから北へ160km約3時間掛かります。
 夏は登山と観光、冬はSKIと観光のイタリアの高級リゾート地です。
 高級リゾート地と言ってもメインの「イタリア通り」は数百mしかありません。
 このメイン、ストリートに高級ブティックやレストランが軒を連ねています。
 この町から2本のゴンドラが両方の山に伸びています。(上の写真ではそんなには見えませんがゴンドラがあるのです。)

(ホテル・トリエステ)

 我々が宿泊したhotelは三つ星「トリエルテ」(Trieste)でメイン通りから少し外れた所ににあります。
 ルアッティ家が家族で経営している、アットホームなホテルです。
 部屋も廊下なども全部木で出来たクラシックな建物ですが、寒冷地ですので窓は2重窓です。
 勿論アルミサッシでなくて木製です。
外窓と内窓の間にビールなど置いておくと丁度冷え加減がいいようです。
(それに部屋には冷蔵庫はありません。)
       (快適エコロジー)
 洗面所は床暖房がしてあります。バス・トイレの手すりやタオルかけもスチームが通してあり、暖かくしてあります。
 ヨーロッパ全体がエコロジーになったのかタオルの交換は毎日ありません。交換して欲しい場合は、タオルを床に置いておくと交換してくれます。
 チップは枕銭を1,000リラ(80円)置きましたが、他は不要でした。

   (スキーパス) 
   スキーパス(リフト、バス代)6日間 29万リラ!最初はビックリするような額ですが2万円程度、少し滞在すると、桁の多い計算にも慣れます。
 60歳以上は20%offで233,000リラ(18,000円)。
 ラッキーなシステムなっています!
 洒落たデザインで「VIVA!WINTER」、いい記念にもなります。

スーパードロミテスキー
リフト・ゴンドラ数:460
コース延長距離:1220km
最大標高差:2000
 1枚の共通スキーパスで世界最大といわれるスーパードロミテをコルチナ・ダンペッツオを基点にコルチナ、セスト、アルタ・
パルガルディナ、チベッタと変化に富んだドロミテスキーエリアを走馬灯のように滑り巡る醍醐味が味わえるスキー天国です。

レンタルスキーは最悪
 
レンタルスキー代120、000リラ。(10,000円)ですがあまり良いスキーではありませんでした。
日本から持っていくことを、お薦めめします。

ドロミテ(Dolomiti)観光協会のHPは  http://www.sunrise.it/dolomiti   です。クリックして下さい接続できます。

第1日目は足慣らしのため、近くて景色の良いところ。「フローリア・クリスタッロ」エリアーへ。
 かってのオリンピック記念施設がホテルの前道を降りたところにあります。
 その施設の横にコゴンドラ乗り場があります。
ここからゴンドラ2本乗り継いで一気にゲレンデまで上がります。

 [FALORIA CRISTLLO」ski
の規模


  ケーブル         
  ゴンドラ       13,982m
   (何故かmで表してあります)
  リフト           28
  Tバー          18
  人口降雪機       90
  滑走総延長距離  140km
です。

(第1次世界大戦激戦地)

 兎に角、どでかいSkiエリアーです。
 のそうち、リフト 5基に乗るだけで1日が終わりました。
 このski場の全エリヤーの1/5くらいを滑っただけと思います。
 このSki場の全部のリフトに乗るには数日必要ではないでしょうか。
 このski場はこの辺では中規模のski場だそうです。
 上の写真はゴンドラから見た「コルチナ」の町とゲレンデから見た「コルチナ」の町です。
 町は数百m歩くと町外れで山の麓になります。
 左の写真の下の方の白い筋は下のゴンドラのコースです。
 また、この地は第1次世界大戦で激戦地で、多くの人が戦死した山岳地でした。
上の写真にはその記念碑が町外れの丘の上に小さく写っています。

クリスタッロ
明峰クリスタッロの麓にあるスキー場で、通常ファローリアスキー場と併せて滑降します。
日陰斜面でいつも雪質が良く、足慣らしにも最適なファローリアは、ロープウェー駅を降りたら正面に聳える
トファーナ山塊の雄姿が見事に見えます。
またファーローリアスキー場から明峰クリスタッロを見るとその名の通り納得できます。

ゲレンデレストラン
 文化的には、イタリアよりもチロル色が濃いドロミテでは、ゲレンデ
レストランもピザやパスタといった料理以外に、チロル料理を楽しむことができます。

       これがドロミテ山群

 奇妙な山々!!圧倒されます。

 ゲレンデはこれらの山々の谷の部分に有ります。

 あとは、すべて「ドロミテ山群」です。

 赤みを帯びた奇岩奇石の塊が山を成しているのです

 全く見飽きません。

           ゲレンデから見たコルチナの町
    ゲレンデから見たコルチナの町です。(岐阜県では小坂町くらいの町です)
町の向こうの山は絵葉書等で有名な「ソラピス」の山々です。
 私が「ホームセンター」で買ったアルバムの表紙が偶然「ソラピス」でした。
 その左あたりが明日滑る予定の「クリスッタロ」Ski場です。

ドロミテ最高峰のマルモラーダ3342m)
クリスタッロから望むマルモラーダ

マルモラーダ氷河
ドロミテ最高峰のマルモラーダ(3342m)は、ドロミテ山群の中で唯一氷河スキーが楽しめる場所です。
3269mの展望からドロミテ山群の全景はもちろん、オーストラリアの山々まで含めた
南チロル・ドロミテアルプスの絶景が楽しめます。

トファーナ

トファーナ・ディ・ロゼス(3225m

ペルモ

ペルモ(3168m

アベラウ
                     マルモラーダとアベラウ
 左の氷河の山がマルモラーダ。右の突き出た山がアベラウ、その右下に「5つの柱」を意味するチンクエトーリ。

ファローリアから見たクリスタッロ( 3221m

フローリア・クリスッタロski場

第1日目を終わって、まず町の見物に出かけました。

(メインストリート)
  後方の山が今日のスキー場「クリスタッロ」です。
 町のメーンストリート「イタリア通り」400mで終わりです。
 絶対に道に迷いません。
 2日もあれば町の全部の道とお店は覚えられます。
 欲しいものがいっぱいあります。
 格好良くて安いのです。でも日本までもって帰ることを考えると迷います。

教会
イタリア通りの1つ隣の通りにあるローマ広場。

イタリア通りから見た教会の塔。

夕方はまだ町の店はクローズ。我々日本人スキーヤーは電灯のついたウインドウを見て歩くだけでした。

          

このHPはmoriy@シルバーが旅行した当時の記録です。
その後、現地の状況などが変わっています。
旅行の参考にしてくださる時は他の方法で確認して、お出かけ下さい。

 このページの資料は「99るるぶイタリア」(JTB)と「完全版ヴェネツィア」(ボネキ出版社フィレンツェ)を参考にしました。
 有り難う御座いました。